2024/11/21
今日はスタッフの研修の様子を紹介させて頂きます。
今回の研修のテーマは『入浴』です。体調があまり良くなかったり、体力的に長時間の座位が困難な利用者さまは浴槽に浸かることができません。わたしたちは、毎日当たり前に浴槽に浸かっていますが、『入浴』の一連の動作は 体力を使いますし、寒い時期になると『ヒートショック(※1)』にも十分な注意が必要となってきます。日中ベッド臥床にて過ごされている利用者さまは『入浴』が行えないため、『清拭』を行っていますが、ベッド上で行っているため、あまりお湯を使うことができず、名の通り 湯で温めタオルで『拭く』という行為が中心となります。洗髪も洗い流さないで行える『ドライシャンプー』を使用しています。『清拭』はやはり『入浴』に比べると、身体をキレイにするということもそうですが、爽快感もあまり感じられないことが多いと思います。
そこで今回、スタッフがベッド臥床したままでも湯を使って洗髪できるようになるための研修を行いました。
スタッフ同士で入れ代わり行いました。自分も洗われる側をやることで利用者さまの気持ちが味わえます。もし不快に感じることがあれば、スタッフで意見を出し合い改善していきます。
洗われているスタッフは気持ち良かったみたいです笑( *´艸`)
もう少しスタッフ同士で練習し、近々実践予定です。今まで湯を使用し洗髪ができなかった利用者さまに、少しでも喜んでもらえたら本望です。これからもよつばケアセンターのスタッフは利用者さまの笑顔がたくさん見られるよう、このように研修を重ねていきたいと思っております(*´▽`*)
※1『ヒートショック』→寒暖差によって血圧が急上昇・急降下することにより、血管や心臓に大きな負担がかかること。